ティロ・フィナーレ加川

ティロ・フィナーレ加川さんとは私の好きな生主の一人である。といっても最近はあまり見てないのだが・・・
http://dic.nicovideo.jp/l/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC%E5%8A%A0%E5%B7%9D

まず生主という言葉を知らない君、説明しよう。ニコニコ生放送というインターネット放送があってそこでは誰だって放送できる（５２５円毎月払えば）。放送している、そこのコミュニティの主（ぬし）→が生主というわけだ。わかんねえならぐぐって＾＾

でだ、このティロ・フィナーレ加川という人の何がいいって、全く働いてないところだ。働くという定義にもいろいろあると思うのでたしかに微妙ではあるが、どこかの組織に属して給料をもらってるわけではない。

ではどうやって生活しているのか？彼は一人暮らしもしている。・・・答えはリスナーからお金をもらっているのである。彼のニコニコ生放送のコミュニティには約３万２千人が属している。東京ドームで例えると６０パーくらいかな。東京ドームは５万５千人入るから。うまいたとえとかないけどとにかくすごいよね。僕の作ったコミュニティ、現在２６人（自分含む）

そのものすごい数のファン（アンチ含む）の一部の人からお金をもらって生活をしているのである。ちなみにこの人、人に全く媚びない。お金をくれるからって態度を変えたりしないし、気に入らなければお金を受け取らないのである。彼はもう一人暮らしをしておそらく約１年くらい経つが、まだちゃんと生活している。ギリギリのところもあったみたいだが、最近は多少余裕を持って生活もしているらしい。詳しい金銭事情までは明かしてないが、働いていないのは間違いない。見ず知らずの人の支援で生きているのである。

さて、これが新しい時代の働き方ではないのだろうか。加川さんは一度は働いていた、中卒でガテン系のしごとをしていたみたいである。でも嫌気が差してやめた、その他にも仕事はしていたみたい？かな？でもそれは彼には向いていなかったみたいだ。もちろん私達も今している仕事が向いないという人は多いであろう。

リスナーは乞食だ乞食だと非難するが、果たしてそうだろうか？それを言ったらクソみたいなお客様ににニコニコと接してる人はみんな乞食みたいなものだ。でもそんなことはないだろう？資金提供してくれるリスナーさんとは完全に合意の上であるし、恐喝、たかりも一切ない。彼の放送をもっと見たい、彼を応援したいという人がカンパしているのである。実際私も１０００円彼に渡したのだが、特に感謝とかの気持ちも感じなかった。おーありがとなーステッカーあげるよ。みたいな感じで。

だがそれがいいのだ、リスナーに媚びずちゃんと人と人との繋がりを持つ彼に人は惹かれるのであろう。

インターネットの力が人の新しい生き方を提案したのである。組織に属さなくても様々な方法で人と繋がり、人を楽しませ、その対価を得る事ができる。それがインターネットの力だ。彼は否定するかもしれないが彼はしっかりと労働をしている。そこで得たお金に税金をかけることは難しいかもしれない。そこらへんはよくわかんないけど。でもそれは脱税だとかそういう表現ではない。時代に法律がついていってないことの証である。

彼は現在カブ（原付）で日本一周のたびに出た。京都をスタート、現在は富山、新潟あたりにいるようである。そのカブもどうやって調達したのだろうか。

こういった形で様々な人の生き方が実現されることを願います。