ホリエの許せないことだらけ

元百貨店マン、現SEの日記です

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the invisible...

まずはこの動画をご覧なってほしい。

英語がわからないそこのあなたはとりあえず白シャツチームのパスの数を数えて欲しい。多少の障害があるはずだがそんなに難しくはないだろう。




















さあどうでしたか!!!!


そこのあなた!!みえましたか!!!ゴリラに!!!

いたんですよゴリラが(きぐるみだけど)。気づいたあなた。別にすごいことじゃあありません。普通です。どういうわけか約半数の人がゴリラを見落とすのである。あんなにはっきり出てきて胸を叩いているのに!

ちなみに私は動画の前に本読んじゃったんでだめでした。気づいちゃいました。

そんな今日紹介するのはこの本!!

錯覚の科学である。原題はthe invisible gorilla.

日常生活に潜む様々な錯覚について検証していく。まずはこのゴリラだ。このゴリラが示すことは人は注意力の錯覚だ。人は予想外なことに気づきづらい。

例えばだ。車の運転中に携帯電話をいじることは確実に危険である。これは共通の認識といっていい。しかしだ、どういう時に危険なのか、実際に実験してみると携帯電話を触っていてもスムーズな運転は可能なのである。しかし、突然人が飛び出てきたりといった不意の事態に全く反応できなくなってしまう。注意力が完全に散漫になってしまっているのだ。しかし、普段は一応スムーズに(相手も避けてくれるし)運転できるので自分を過信してしまうのだ。自分を錯覚しているである。

その他にも、9.11の時なにしていたか?という問に対する答えが年々変化しているのにもかかわらず、答えが変わっていることに気づかない。成績の悪い人のほとんどは自分を過小評価されていると思い込んでる。だとか様々な日常生活に潜む錯覚を次々と上げてくれる。その対処とは非常に難しく(錯覚とはそういうものである)心がける程度しかできないのであるが、読み物としても、知識としても心構えとしても読んで損はないと思う。

あとこれ洋書なんだけど洋書ってなんかつかれるよね・・・読みづらいというか・・・