販売員は軽視されすぎ・・・??
最優秀の販売員、役員並み年収に…三越伊勢丹 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
三越伊勢丹の優秀な販売員のうち何名かはわからないけど、年収が役員並みになるらしい・・・。役員がいくらもらっているかわからないけれども、まあ少なくとも一千万円以上はもらえることになる。
販売員のイメージというか実態としては薄給、立ち仕事、土日は出勤せざるを得ない、会社によってはサービス残業も当たり前(私の会社では違います)・・・などなど、あまり褒められたものではないのだが・・・それでも仕事内容ははたから見ればキラキラしたものだし、求人をかければそれなりに集まるし、長く続ける人も(文句を言いながらも)多い。
実際に私の売場にも数十年やっている人なんて珍しくないし、お店も変わらず10年以上なんてひともザラである。
商品が売れるかどうかは販売員の力が非常に大きく関わってくる。それは共通認識で間違いないが、販売員の力で売上を大きく変えるのは非常に難しい。販売員によって売上を大きく変えられるのは本当に上位1%以下の販売員にしかできない。
だからその上位1%以下の人間というのはそれなりの待遇を受けてもいいのかな・・・とは思う。そうでもなければ給料と実力が見合ってないと思われる・・・
ではなぜ、販売員がこれまで(おそらくこれからも)こうも軽視されているのかというと・・・おそらくではあるが
・人によって差のつきにくい仕事であること(比較的参入障壁が引い)
・辞める人が少なく(次に行く仕事が見つからない)、次の募集も比較的に集まる
もう僕は販売員さんの待遇を良くするにはひとつしかないと思っていて、もう販売員さんが仕事をやめることしかないと思っている笑 学校を卒業してずーっと販売しかしてないから、販売しかできないと思い込んでる人が多く、そのやめないところにつけこんで、会社が販売員さんをこき使うという連鎖・・・
販売員さんがもう少し会社に対して強く行かないとな・・・というのが個人的な意見である。
ちなみに上位1%の人たちがどうして仕事を変えないのか、現状で満足しているかというと、もはや仕事が楽しいからである。接客が好きで好きでたまらないのだ。待遇悪くてもそれが辞める理由にはなりえないのだ。だからそれだけの成績を残せるのである。
実際に物を売るのは販売員である。もう少し販売員の待遇がマシになればなーッと思った次第である。