風立ちぬを見てきましたが
いまさらですが、昨日風立ちぬを見てきました。
小さい頃、宮崎駿作品というのはもう2億パーおもしろくてとにかくみたい。もののけ姫が公開になった時にはもう一刻もはやく見たくてお母さんお願いという状況でした(田舎で簡単に映画館にいけまへんでした)
それがどうしてか崖の上のポニョくらいからというか崖の上のポニョからそんなに宮崎駿作品に対して興味が失せてきたのです。なんとなくメディアで発言されている宮崎駿をみてそうなったのではないのかと思います。政治的な発言もそうですがなんかうぜえなこのおっさんという感じです。もうこれは完全なる主観です。
そんでまあとりあえず見るかと思ってみたこの風立ちぬ。なんかおもしろくなかったです。というかこの作品を通じて何を伝えたかったのか全くわかりません。リアリティを求めたのかファンタジーを追求したのかもわかりません。話も飛び飛びで理解するのも大変でした。
映画公開前に飛行機などの効果音は全て音。本物の音を使うこと、本物の音に近い音を出すことになんの意味があるのか?大事なのはそれらしく聞こえること。だそうです。ごもっともだと思います。ただ映画の中の音は(事前にこの話を聞いてたからかもしれませんが)完全に口でした。なんかツバが飛んでくるんじゃないかと思って鳥肌が立つくらい私は気持ち悪かったです。それらしくも聞こえませんでした。
それから主人公の声です。庵野さんがやったとのことですがド下手でした。一人だけなんか浮いておりました。それから庵野さんの声、最初に聞いた時からおぎやはぎの矢作の声にしか聞こえません。なんでこの人をチョイスしたんや・・・と思っておりました。
しかしです、最後まで見てみるとなんですかね、この次郎さんという主人公なんですが、ちょっと感情に欠けるというと語弊があるのですが仕事に対してすごく真っ直ぐなのでちょっとそういうふうに見えるところもあって、下手な声優のちょっと感情に欠ける話し方がはまっていた気もします。まあそれはそれで悪くはなかったかな、と思います。
まあそうじておもろくなかったですよ。というかよくわかんなかったです。いや、映画の内容は理解できるんですが、見た後になんにも残らない感じ。なんだこれ